北米で6月中旬に発売された”The LEGO Movie: Everything is Awesome Edition”をオマケと特典映像中心にご紹介します。
“Everything is Awesome Edition”
通常のDVD・Blu-rayセットにオマケがついた豪華版です。といっても実売価格は日本の通常版と同じぐらいです。(海外送料を入れればちょっと高くなりますが)Blu-rayは日本のプレーヤーでも見られます。
いつもどおりAmazon.comで予約しようとしたら早々に在庫切れになってしまったので、カナダ版を買ってみました。US版との違いはパッケージやディスクにフランス語が併記されてることぐらいだと思います。UKや日本では通常版のみの販売です。

ソフトは2D/3D Blu-ray&DVDの3本セット+オンデマンド(海外利用不可)、通常盤にない特典映像あり、オマケとしてエメットの3Dフォト、プロローグ版ウィトルウィウスのミニフィグが付きます。
エメットの3Dフォト
半立体のポートレート。中身のないブリスターパックのようなものです。裏はスタンドになって飾ることができます。比較用にエメットのミニフィグを置いてみました。
ウィトルウィウスのミニフィグ
プロローグに出てきたちょっと若い姿のウィトルウィウスです。レゴの通常セットには入っていない限定品。
白目ではなく、だいぶ理知的に見えますね。あと本編とはマント前面の形が違います。
髭を取るとニッコリ顔です。ちなみにこれと某パーツを組み合わせると終盤のウィトルウィウスが再現できます。
本編・映像特典
1本を除き、日本版Blu-rayの収録予定内容とほぼ同じです。(日本語なし)
Batman’s A True Artist(バットマン ミュージック・ビデオ)
例のDarkness! No parents!にあわせて製作されたMV。Everything Is AWESOME!!!のMVと同じく、6歳のMarkus Jolly君が作ったとクレジットされています。
これは「それっぽく作ってる」のではなく実際に6歳の子が参加しているそうで。バットマンMVの方がさらに乱暴・自由発想です。
Michelangelo and Lincoln: History Cops(ミケランジェロとリンカーン)
歴史的な2人を主役にした、夢のバディ・アクション・ムービー予告編・・・という体裁の映像。どうしてこうなった。CGじゃなくてストップモーションで作ったみたいです。
Enter the Ninjago(グリーン・ニンジャ特集)
今後映画化が予定されているLEGO Ninjago。Green Ninjaはレゴムービー本編にもカメオ出演してますが、実はもっと凄いことしてたんだぜ?といううさんくさい新作映像。一応、本編の後日談です。下記で途中まで見られます。
Behind the Scenes: Bringing LEGO to Life(LEGO(R)ムービーの世界が生まれるまで)
所謂メイキング。エメットが案内する製作現場の様子。レゴランドや工場なんかも出てきます。
Everything is Awesome Sing-Along(英語で歌おう「すべては最高! 」)
既に公開されているMVとは別の、本編を元にした新作映像。
Behind the Scenes: See It, Build It(見てみよう! 作ってみよう!)
本編に登場するレゴは、モデリングされたブロックを1つ1つ「組み立てて」作られています。その方法と実際に登場した二段ソファ・エメットの車の作り方を解説してくれる映像です。もちろん、見ている側は実際にそのパーツを持っていないと作れないわけですが。私の場合はパーツがあっても色が合いません。この専用ソフト欲しいなぁ・・・。
ちなみに、二段ソファは日本未発売の70810 The Lego Movie Metalbeard’s Sea Cow Pirate Ship(ロボひげの海賊船シーカウ号)に入ってます。
Behind the Scenes: Stories from the Story Team(絵コンテから映画が生まれるまで)
ストーリーボードから実際の映像になるまでの経緯。カットされたシーンやアイデアも含まれます。
Fan-Made Films: Top Secret Submissions(ファンによる作品コンテスト)
公式サイトで募集されたREBRICK(組み換え)映像コンテストのノミネート作品ダイジェスト。採用作品は本編に登場しています。各作品は公式サイトで見られます。
Outtakes(NG&オフショット集)
Additional Promotional Content(プロモーション映像集)
Youtubeで公開されているものが殆どですが、意外と収録されていないものもあり。キャラクターへのキャストインタビューが入ってないのは残念。
※最後に動画紹介記事へのリンクを貼っていますのでご参照ください。
Alleyway Test(テスト・アニメーション)
CGアニメを製作するにあたってテスト用に製作された映像。
Deleted Scenes(未公開シーン集)
絵コンテ段階で本編に反映されなかったシーン。
Featurette: Dream Job: Meet the LEGO Builders(※日本版未収録)
本物のマスタービルダーも映画に関わっています。レゴムービーに登場した乗り物・メカのいくつかは彼らがプレゼンしたもの。特に、商品化されたものの原型が見られる貴重な映像です。
“Everything is Awesome Edition”のみ収録されているもので、日本版Blu-rayの特典映像にはこれに該当するタイトルがなく、残念ながら未収録の可能性が高いです。
Commentary with Filmmakers and Cast(オーディオコメンタリー)
ディレクター2人とメインキャスト(エメット、バットマン、ユニキティ、ベニー。ワイルドスタイルは途中参加)による賑やかなコメンタリー。小ネタやこだわりを聞くことが出来ます。キャストが知らなかったこともあったりして。
コメンタリーのみ残念ながら各国語字幕に対応しておらず、英語があまり聞き取れませんでした。日本語版では日本語字幕がつくはずなので、そちらで補完します。
ソフトの内容的には日本版も殆ど変わりません。日本語がなくても構わないから早く手に入れたい方、ウィトルウィウスのミニフィグが欲しい方、日本版未収録の特典映像が気になる方はUS版/カナダ版を入手されると良いと思います。
下記記事では映像特典に含まれていなかった動画も紹介しています。あわせてどうぞ。
LEGOムービーの舞台裏など、鑑賞前後に楽しめる動画いろいろ | PAMI-roh