日曜日、名古屋ロケ七日目。ここから3日間は国際会議場での撮影が続きますが、エキストラが大勢参加したのは14日が最後です。
※写真は2006年頃撮影したものです。現在の様子はストリートビューを参照してください。
名古屋国際会議場(名古屋市熱田区熱田西町)
1989年の名古屋デザイン博に合わせて建設された会議場。コンサートやイベント会場にも使われています。都心からは離れていますが、個性的な外見をした面白い建物です。
ここでは、麻衣が病院から避難した建物(以下、避難所)およびトトが収容された研究所のシーンが撮影されています。(劇中では2つの施設は無関係)
14日は避難所のシーンのみ撮影です。
避難所に運ばれてきている麻衣
ベッドから降りて外へ出ようとする麻衣
窓からトトとジーダスの戦いを見ている避難民
子供1が麻衣から赤い石を受け取る
トトがジーダスを倒し、歓声を上げる避難民 など
名古屋国際会議場 アトリウム2階〜1階
この建物は2階に正面玄関があり、中央に1階へ降りる大きな階段、サイドに上の階へ行く階段がある吹き抜け構造になっています。
写真中央が1階へ降りる階段、正面が避難民が外を見ていた大きな窓、左手が麻衣のいた所です。
麻衣が降りようとして連れ戻された階段
![]() *正面階段(2階)から見たところ | ![]() *1階から見たところ |
階段上、ピンクの看板(?)があるあたりでストレッチャーに乗せられてました。
赤い石リレーの少女1は登場時、中央の大きな窓から外を見ています。
写真左下に麻衣が下りた階段がちょっと見えてます。
劇中ではここからツインタワーが見えていますが合成で、実際は完全に反対方向。ここからは中庭の巨大な騎馬像と別館しか見えません。この建物からツインタワーを見るには、かなり上の階まで上らないといけないでしょう。
反対側から見たところ。窓からは馬のお尻が見えるはず。
劇中では大勢のエキストラはあまり映っていないのですが、配給所や緊急診療所、ストレッチャーで運ばれていく人、警察官や医師、看護婦など200人ほどのエキストラが使われています。会場もすべて貸切だったようです。
名古屋ロケの中では最も拘束時間と待ち時間が長く、半分ほどの人はクレーンを使った全景のシーン以外出番がなかったのではないでしょうか。
大勢のエキストラにはちょっとだけ役付けがあり、家族や知り合いと再会したとか、怪我している人を励ましているとか、人を探しているとか、簡単な動きの指示もありました。麻衣の近くや窓から外を見ている人はもうちょっと役付けがありました。この日だけはお年寄りのエキストラも多数参加しています。
飛び去っていくトトを見送る麻衣たち
名古屋国際会議場 正面玄関外
14日の一番最初(エキストラの配置中)に撮影されていたシーンですが、劇中では一番最後です。
ちなみに当日は麻衣たち一家のクランクアップで、会場内でインタビューの収録が行われていました。
*関連リンク
同日に関するレポートは
「ガメラ医師のブログ」8月14日のロケの様子
で紹介されています。
2005年
8月8日 三越周辺、大須商店街
8月9日 納屋橋、中日ビル屋上
8月10日 久屋大通付近、日銀前歩道橋
8月11日 名古屋港
8月12日(?) ナディアパーク南東* 那古野小学校前*
8月12日 名古屋駅東側*、栄地下街セントラルパーク
8月13日 名古屋市役所*、名古屋地下街ユニモール
8月14日 名古屋国際会議場(避難所)
8月15〜16日 名古屋国際会議場(研究所)*
*のついたロケはエキストラ非参加または少人数のみ参加